減量1kg/週のリアルとITゼネコンの闇

今回で 48 回目を迎えた「We Are On The Way」。 記念すべき 50 回に向けて、X(旧 Twitter)でも Spotify でもコメントを募集中です。ハッシュタグ #WeAreOnTheWay を付けて感想や質問を送っていただけると、次回以降のトークで必ず拾います。

今回は筋トレ前のいつものドライブから始まり、ダイエットの進捗、コードレビューの本の話、 そして IT ゼネコンの構造問題まで、技術と日常が交錯する深い話になったので、わかりやすくお届けします。

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ジムへの道中、回数確認から始まる小さな企画会議

いつものようにジムへ向かう車内。竹内が「これ何回目ですかね」と聞いてきて、48 回目だと確認しました。 50 回記念に向けてコメントを募集中で、「#WeAreOnTheWay」のハッシュタグで X に投稿するか、Spotify のコメント機能でも受け付けているそうです。ただ、Spotify のコメント機能は有効にしてあるものの、実際どう使うのか僕らもよくわかってないんですよね(笑)。

順調なダイエットと、低温調理への挑戦

僕が竹内のダイエット状況を聞くと、「1 週間で 1 キロくらい痩せましたよ」と順調な様子。10 月中旬の大会に向けて、週 1 キロペースで落として 55〜56 キロになったら一旦止める計画だとか。急激に落とすと筋肉まで落ちちゃうから、このペースがいいんだそうです。

低温調理チキンにも挑戦したそうで、最初は沸騰したお湯に入れて火を止める方法を試したけど、中まで火が通らなかったとか。そこでエアフライヤーを 75 度で 36 分使ったところ、柔らかいハムみたいな仕上がりになって、サラダや親子丼に活用してるそうです。塩と人工甘味料で一晩漬け込むのがポイントらしく、コンビニのサラダチキンより水っぽくなくて美味しいって話してました。

他にも鶏胸ハンバーグやプロテインホットケーキも作ってて、特にプロテインパンケーキミックス(iHerb で購入)を使うとふっくら仕上がるそうです。プロテインを直接使うとうまくいかないから、専用ミックスがおすすめとのこと。

ファットバーナー(カフェインや L-カルニチン、緑茶エキスなど)も飲んでるけど、効果は「お気持ち程度」。でも太ってる初期の方が効果が出やすいから、今のタイミングで飲んでるそうです。イヌリンも食事前に摂取して、腸内環境の改善と糖質吸収の緩和を狙ってるとか。高タンパク食で腸内環境が悪くなりがちだから、これは大事ですね。

「伝わるコードレビュー」を読んでみたけれど…

竹内が最近読んだ「伝わるコードレビュー」という本の話になりました。期待して読んだみたいだけど、正直あんまり刺さらなかったそうです。

例えば、悪いレビュー例として「このような書き方が推奨されないことを知らないはずがないですよね」とか「私の指摘を無視するのはわざとですよね」みたいな言い方をやめましょうって書いてあるけど、「そんなコメントしませんよ」って感じだったとか。

面白かったのは「Hanlon’s Razor(ハンロンの剃刀)」という原則。「無能で説明できることに悪意を見出すな」という考え方で、 要は「お前それわざとやってんじゃねーだろうな」って思うなってことです。 ただ知識がなくてやってるだけで、悪意があるわけじゃないよっていうスタンスですね。

「ちゃんと動作確認をしてから PR を出してください」みたいなコメントも問題で、 もしかしたら環境の違いで動作してないだけかもしれないのに、動作確認してないって決めつけてるじゃないかと。 竹内が QA から似たようなことを言われたらしく、 ローカルでは動作確認してるのに期待値がすり合ってなくてモヤッとすることがあるって言ってました。

形骸化するテンプレートと、改善の難しさ

PR のデスクリプションにテンプレート(実装背景、実装内容、確認内容)を使いましょうって本には書いてあるけど、 竹内の勤め先でもテンプレートが形骸化し、JIRA のチケットには不要な項目が山積み。

「改善案を出して合意形成するエネルギーがもう残っていない」という嘆きは、開発現場あるあるですね。 僕も紙とハンコ文化には辟易していますが、電子化に向けた説得と費用対効果試算の壁が高いのが現実です。 定量化しにくい“ストレス低減”や“心理的安全性”をどう数字で示すか、技術だけでは解決しない現実を噛みしめる瞬間でした。

ITゼネコンの闇と、オープンソース化の提案

話題は中島さんの YouTube「IT ゼネコンの闇」に移りました。官公庁のシステム(マイナンバーとか)を NEC、IBM、富士通みたいな大手が一次受けして、営業と上流だけやって、実際の開発は二次受け、三次受け、四次受けに丸投げ(?)する構造。

さらに驚きなのが、最初は 0 円で入札して受注だけして、後から機能追加や保守で何十億も取るビジネスモデル。一度受注すると仕様もソースコードも抱え込んで、他社への引き継ぎを困難にして固定化する。税金使ってるシステムなのに、これはどうなのって話です。

中島さんの提案は、税金で作るシステムはオープンソース化して、誰でもソースコードを見られるようにすること。さらに監視役の会社も用意して、品質チェックと競争原理を働かせる。ヨーロッパのどこかでは既にやってるとか。

竹内も「オープンソース化には賛成だけど、ハードランディングすぎて実現しないだろうな」って。 既得権益を崩すことになるし、官僚も政治家も「ソースコード公開なんて危ない」って抵抗しそう。 でも「オープンソースの方がセキュリティが担保される」っていうのがエンジニアの世界の常識なんですけどね。

SIerとゼネコン構造、そして未来

僕は新卒で一次受けみたいな会社に入った経験があって、現場に行くといろんな会社の人がいて「なんでかな」って思ってました。 今思えばそれがゼネコン構造だったんですよね。常駐案件は嫌だなって思ってたけど、今はリモートが増えて減ってきているはずですよね。 ただ、セキュリティが厳しい官公庁案件とかはまだ常駐が残っているのかもしれません。

竹内が「SIer という業態自体は悪くないけど、多重下請け構造は問題じゃないか」って言うので、僕は「ケースバイケースかな」と。農業 IT の会社が実は開発してなくて三次受けに丸投げしてるなら内製化すべきだけど、パン屋さんのホームページ作るのにエンジニア内製化しても意味ないし。

ただ、日本の場合はテック系っぽい企業まで外注に頼りすぎてる気がします。アメリカのスタートアップで「営業だけでエンジニアは外注」なんてほぼないじゃないですか。やっぱり内製化の方が成功してるイメージがありますよね。

まとめ

ジムへの道中、ダイエットの工夫から始まって、コードレビューの本質、そして IT ゼネコンの構造問題まで、 幅広く深い話ができました。形骸化したルールや非効率な慣習を変えるのは本当にエネルギーが必要で、 みんな「誰かやってくれ」って祈るしかない状態。 でも、少しずつ変化の兆しも感じます。50 回記念に向けて、皆さんからのコメントお待ちしてます!

今回の話に出てきたツール等

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